ホーム > 漢方診療 > 症例について > 腰痛症、筋肉痛、膝関節痛
西洋医学では、病気の診断を行ってから処方薬を決めるのに対して、漢方医学では、各々の体質に合った処方薬を決めて、体のゆがみを徐々に改善しながら病を治して行こうという考え方をします。漢方薬を投与してみて思わぬ効果が得られた症例の一部を紹介していきます。
腰痛、筋肉痛、膝関節痛をこじらせて困っている方も多いです。 疎経活血湯(そけいかっけつとう)や大防風湯(だいぼうふうとう)、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)などで改善する例も沢山経験しています。
同一人物でもその時々で体質が変化していきますので、手首の脈を触れ(脈診)、舌を観察して(舌診)、お腹の張り具合を手で押して確かめながら(腹診)、その人に一番合った処方を決めます。昔は生薬を煎じて飲んでいましたが、今ではフリーズドライ製法の発達によって、粉薬として調剤された漢方薬が出来上がっており、保険診療で使用できます。
また、医師が診察して処方する漢方薬と、お店で自分で買える漢方薬には違いがあります。どうぞお気軽にご相談ください。