天王補心丹(てんのうほしんたん)ともいい、中国元の時代に著された「世医得効方」に記載されている天王補心丹(てんのうほしんたん)が基の処方です。
地黄(じおう)、当帰(とうき)、麦門冬(ばくもんどう)、遠志(おんじ)、桔梗(ききょう)、茯苓(ぶくりょう)、酸棗仁(さんそうにん)、天門冬(てんもんどう)、柏子仁(はくしにん)、丹参(たんじん)、党参(とうじん)が主成分です。「世医得効方」の天王補心丹はこれに五味子(ごみし)、玄参(げんじん)が入っていますが、天王補心丸(てんのうほしんがん)には、五味子(ごみし)、玄参(げんじん)は入っていません。
成分を粉にして丸めるために蜂蜜、滑石(かっせき)、ミツロウを用いています。
とても良い処方で、丸薬で飲みやすいのですが、残念ながら健康保険が使えません。当院では、大量に購入することで、実費でお分けすることが可能です。
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